包丁の柄（ハンドル）の種類

柄（ハンドル）について

柄とは包丁のハンドルのことを言います。 包丁のハンドルには様々な種類があり、それぞれの特徴やメリットがありますので、1つずつ見ていきましょう。

柄の特徴

包丁の柄には大きく分けて2種類、和包丁タイプ、洋包丁タイプがあります。 和包丁は刃身の中子と呼ばれる部分を柄の中に差し込み固定するタイプのハンドルです。 差し込みタイプの為、ハンドルが傷んだりハンドルを交換したい場合は刃身を抜いてハンドル交換できます。

洋包丁タイプは刃身をハンドルで挟み込み、ビョウと呼ばれる金具で固定します。 そのため、ハンドルのを外すことができないので、柄交換はできません。

柄の種類

和包丁の柄	内容
ホウノキ（くり型）	スタンダードな和包丁タイプのハンドル
ホウノキ（八角	八角は滑りにくく、料理人が好んで使うタイプです。
紫檀（くり型）	紫檀は汚れが目立ちにくく、匂いが付きにくいハンドルです。
黒檀（八角）	黒檀は水に強い木材で、使い込んでいくうちにツヤが出て色が濃くなっていきます。
黒檀銀巻柄（八角）	水に強い丈夫な黒檀のハンドルに銀の装飾があり、高級感がある特別なハンドルです。

洋包丁の柄	内容
合板柄	スタンダードな洋包丁タイプのハンドル
マホガニ	色が美しくおしゃれな包丁に使われることの多いハンドルです。
オールステンレス	包丁とハンドルが一体型になっている包丁です。ハンドルが丈夫なのが特徴です。

※和包丁タイプはお好みの柄が選べます。傷んでくると交換可能です。洋包丁は包丁によって種類が決まっています。ですので、交換も不可です。また傷んできても交換は出来ません。

柄の修理

包丁を長く使っているとハンドルが傷んできてしまって修理が必要な場合があります。

實光では和包丁の柄交換をしております。 通常、實光の包丁修理を受けていただきますと、包丁の研ぎと柄交換をさせていただきます。 黒檀柄などの特別なハンドルの場合は別途ご相談ください。

洋包丁タイプの柄の交換は出来かねますので、新しい包丁の購入をご検討ください。

柄のカスタマイズのメリット

包丁のハンドルをカスタマイズすることで、包丁に高級感が出て、オリジナルの包丁になります。 また、黒檀のハンドルにするなど水に強い木材、汚れの目立ちにくい木材にすることで、長持ちして使いやすくなります。

カスタマイズした包丁は更に愛着が湧き、みんなに見てもらいたい特別な包丁になりますよ。