砥粒とは
砥石の中に含まれる研磨に用いる硬い粒子のことを指します。人造砥石の場合は、カーボランダム、グリーンカーボランダム、ホワイトアランダム(それぞれC,GC,WAなどと称されることが多いです)といった素材が用いられます。それぞれに硬度、削れにくさなどの違いがあり、結果として研削力や包丁につく傷の深さ等に違いが生じます。天然砥石の売位は、放散虫というプランクトンの遺骸が砥粒となっています。人口の砥粒に比べ角ばっていないため、包丁に傷がつきにくく、研ぎ終わった包丁刃綺麗な仕上がりになります。
関連ワードを包丁用語集で調べる
- この記事を書いた人
- 四代目 實光俊行
實光刃物の四代目です。大学を卒業して25年以上包丁の製造をしています。私たちは常に作る事を愉しで包丁の技術を高め、新しいデザインも取り入れて製造しています。ご質問がありいましたらお問い合わせ下さい。