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包丁の割込ってどういう事?割込包丁?

包丁の割込ってどういう事?割込包丁?

包丁の割込みってどういう事?

包丁の構造は大きく分けて、

全鋼の一枚の材質で作られた物割込の3枚で作られた物とに分かれます。

そして、今ご質問にあるのが割込み包丁という事なので、3枚の材質で作られていて三層鋼の作りになっています。サンドウィッチのような状態で、真ん中に切れる高級な材質を使っています。そして両サイドは少し安価な材質で割り込んで作っているということになります。

割込み包丁のメリットは

一枚の材質で出来ているものは、全鋼の一枚で出来ているため折れる可能性があります。その一方で、割込みタイプは3枚の材質、3層鋼で出来ているため強度が強く折れにくいです。

また、真ん中の材質にハガネのサビるタイプを使用した場合、両サイドをステン系のサビにくい材質で割り込んでいる場合は、切れ味がイイのに見た目も綺麗というメリットがあります。

錆びは刃が出ている部分だけなので5mmほどだけがサビるだけなので、表面は綺麗な状態を保つことができます。切れ味はハガネなので最高に良く、両サイドはサビに強いと、喜ばれる包丁の構造をしています。

※ステンの部分も使用状況によってはサビるケースもございます。

割込についてのよくある質問

ここからは割込についてよくある質問についてお答えしていきます。

Q:全鋼と割込の違いは何ですか?

A:全鋼は一枚の材料から作られる包丁です。対照的に、割込は3層構造を持つ包丁で、中心の硬い鋼(ハガネ)を軟鉄やステンレスで挟んで作られています。この構造は、中心の硬い鋼が切れ味を提供し、外側の柔らかい材料が包丁に弾力と耐久性を与え、折れにくくするという利点があります。全鋼と割込の主な違いは、この構造と材質の使用にあり、それぞれが持つ特性によって、用途や好みに合わせて選ばれます。

Q:包丁の「割込」とはどういう意味ですか?

A:「割込」とは(わりこみ)とよみ、包丁の構造で使われる名前です。軟鉄が外側、中心にハガネを挟み込んだ構造です。

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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