豆腐はすばらしいヘルシーフード
11/2~11/6までは全国豆腐油揚げ商工組合連合が制定した「全国豆腐祭り」です。全国的に豆腐のキャンペーンなどが行われるので、いつも以上に豆腐を目にする機会が増えるのではないでしょうか?
豆腐は昔から日本で「畑の肉」と呼ばれ優れた栄養価で知られています。世界的にも有名になったTofuは、サラダにつかわれたり、豆腐ハンバーグのように形を変えてヘルシーフードとして有名になっています。全国豆腐祭りの期間、豆腐を見直し、ヘルシーで美味しい豆腐を楽しんでみてはいかがでしょうか?
豆腐を買うときに必ずみる「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」。経験上から料理によって使い分けていられる方も多いかと思います。でも二つの違いを詳しくご存知でしょうか?
「木綿豆腐」は豆乳に凝固剤を加え、一度固めたものを崩してから圧力をかけ水分を絞り、再度固めています。水分を絞るため、栄養分が圧縮されるので、たんぱく質、カルシウム、鉄分が多く含まれています。
「絹ごし豆腐」は木綿豆腐より濃い豆乳に凝固剤を加えそのまま固めていますので、栄養素が水分でながれしまうことがないので、カリウムやビタミンB群が多く含まれています。栄養価の違いを知っていたら、自分に合った豆腐の使い方がより選びやすくなりますね。
豆腐をトントンとてのひらで切ると、料理に慣れている印象がぐっと強まりますよね。てのひらで切ることができるようになれば、まな板を汚すこともないし、そのまま鍋に入れることができて便利です。
でもどうしてもてのひらで切ると手を切ってしまいそうで怖い、という人も意外に多いものです。そういう方にはまず、包丁が切れるときの原理をご説明します。
包丁は上から押すだけでは切れません。引くときに切れるのです。つまり、てのひらでまっすぐ包丁を動かすだけでは手を切ることがないということです。豆腐は柔らかいので、刃を当てるだけで切れますが、手は包丁をひかなければ切れないので大丈夫です。豆腐が大きくて掌にのらないという方は豆腐の容器の中で半分にきり、半分だけをてのひらに置いて切ると失敗しません。
豆腐屋さんは豆腐を切る専門の豆腐包丁を使います。皆さんも切り口が波になっている豆腐を見たことがありませんか?あれは豆腐包丁で切っているのであのような切り口になります。ご家庭ではあまり必要ないかもしれませんが、豆腐屋さんに行った時に注意してみていると豆腐包丁を見ることが出来るかもです!
日本は海に囲まれた島国です。昔から日本人の健康を支えた海藻と豆腐は抜群の健康食の組み合わせです。悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化やメタボリックシンドロームの予防になります。
そしてミネラルを含む海藻類にはがんの予防、心臓病のリスクの軽減が期待できます。豆腐と海藻を一緒に食べるとこの効果はさらに増えるそうです。日本人が昔から食べている食事は日本人に合った健康食ということが感じられますね。寒くなってくる時期、昆布で美味しいだしを取り、おいしい湯豆腐で体を温めるのもいいですね。