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七夕とは

七夕とは

七夕とは

7月7日は、桃の節句、端午の節句と並ぶ五節句のひとつで、七夕の節句です。
七夕と言えば竹笹にお願い事を書いた色とりどりの短冊や笹の葉がさらさら舞う様子と天の川が思い浮かびます。
1年に一度、7月7日、天の川を渡り牽牛と織女が会える物語は有名です。
七夕の節句では、様々なお祭りや行事が行われます。

天の川をはさみ、きらめく牽牛星と織女星の物語は、今から2000年前には既に中国では言い伝えられていた伝説だと言われています。
機織りに励んだ天上の織女にちなみ、星に技芸の上達を祈る「乞巧奠(きこうでん)」という宮中行事が生まれ、日本に伝わりました。
7月7日、七夕は、日本では奈良時代に宮中行事として取り行われるようになりました。
しかし、乞巧奠が伝わる以前の日本にも、7月7日には穢れをはらう行事があったためだとも言われています。
棚機女(たなばたつめ)という、天から降り立つ神のために美しい衣を折る伝説も、中国の織女の伝説とかぶる部分があったと言えるでしょう。

江戸時代になると、七夕行事は民間にも広がりました。
笹の葉と短冊の風物詩も、江戸時代に定着したようです。
日本古来の伝承や風習と、伝来した中国の行事がうまく混ぜ合わさったので、七夕は現代でも各地にさまざまな形で伝えられているのでしょう。

七夕といえばそうめん!

また、七夕の行事には「そうめん」が欠かせない供え物とされていました。
醍醐天皇の時代に宮中の儀式・作法等を集大成した延喜式(927年)があります。
その延喜式によると、そうめんの原型といわれる索餅(さくへい)が、旧暦7月7日の七夕の儀式に供え物の一つとして供えられたと記述されています。

特に平安期からは宮中における七夕の行事にそうめんが欠かせない供え物とされていました。
前途の通り、七夕は、中国から伝来した牽牛と織姫の星祭りで、笹竹に願い事を書いた短冊を飾り、七夕祭りをします。
そしてその短冊に書いた願い事の成就を祈ります。
それに加えて、そうめんを糸に見たてて「機織が上手になるよう」小麦は毒を消すと言った言い伝えから「健康を願い」また、年一度の牽牛と織姫のデートにあやかり、恋の成就を願う行事食である、そうめんと食べたという説もあります。

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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