砥石は使う前に水に10分くらいつけておきます。砥石から気泡が出ているのが見えると思います。これが出なくなるまで浸けておくと、砥石が水を十分に含んだ状態になるので、研いでいる途中で水を何度も掛ける手間が少なくてすみます。
砥石の準備
3種類(荒砥石・中砥石・仕上砥石)の砥石を準備します。
包丁を研ぐ
現在、研ぎ方の説明は制作中です。動画で確認して下さい。
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包丁研ぎに関するQ&A
ここからは、研ぎに関するご質問にお答えします。
Q:ステンレスの包丁は砥石で研げますか?
A:ステンレスの包丁でも砥石で研ぐことができます。ハガネの包丁に比べて、特に硬度が高いステンレスは研ぎにくい場合があります。しかし、研ぎにくいという意味と研げないという意味は同じではありません。研ぎに時間がかかってしまうことは事実ですが、ステンレスの包丁でも包丁研ぎで良い切れ味を復活させることができます。
Q:湯呑みの裏で包丁を研ぐとどうなる?
A:湯呑みの裏には通常、粗い陶器の部分があり、これが簡易的な砥石として機能するといわれていますが、おすすめできる方法ではありません。包丁や湯呑みを傷つける可能性があるため、研ぎには専用の砥石をご使用ください。
Q:刃こぼれを治す方法はありますか?
A:刃こぼれを直す場合は、荒砥石を使用します。荒砥石は中砥石よりも包丁が削れやすく、包丁の形状を直す作業に適しています。荒砥石使用後、中砥石、仕上げ砥石で研ぐときれいに仕上がります。しかし、大きな刃こぼれがある場合は角砥石で形状を直すのが困難なため、プロの修理を受けることをおすすめします。