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肉切り包丁の特徴とは?實光刃物肉専用包丁で肉料理をもっと美味しく

肉料理をさらに美味しく仕上げるために、包丁選びは非常に重要です。しかし、肉は「牛刀」などの万能タイプの包丁で切られることが多く、肉に特化した肉専用の包丁を見たことが無い方がほとんどでしょう。

しかし、肉専用・肉用の包丁を使うことで、切りやすさや仕上がりに大きな違いが生まれます。

肉切り包丁とは、その名の通り肉専用の包丁で大きな肉の塊を切り分ける時に使う包丁です。焼肉用の肉を切るプロの方やステーキ屋などで使われるだけでなく、ご家庭でもBBQの肉やローストビーフなどを切る時に使うと、美しく美味しい仕上がりになります。

今回は、長い伝統を持つ實光刃物が新しく考案した「JIKKO式肉切り包丁」の特徴をご紹介します。この包丁は、プロの料理人から家庭のキッチンまで、誰でも手軽に美味しい肉料理を作ることができるように設計されています。

包丁の材質については後ほど詳しく説明しますが、青紙スーパー鋼材を使用した切れ味抜群の包丁で、肉を簡単に、美しく切り分ける方法をお伝えします。あなたの肉料理が、さらにレベルアップすること間違いありません。

JIKKO式肉切包丁
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實光刃物の新商品である「JIKKO式肉切り包丁」は、肉用にデザインされたオリジナル包丁です。今まで肉を切る際には、主に牛刀や筋引包丁が使用されていましたが、この包丁はそれらとは一線を画す、肉を切るためだけに特化した設計がされています。

實光刃物が考案した肉専用としての独自の形状と機能により、肉料理の切り分けがより効率的で美しい仕上がりになります。

JIKKO式肉切り包丁のデザインと特徴

JIKKO式肉切り 刃

JIKKO式肉切り包丁は、その独特なデザインがまず目を引きます。特に包丁の「反り(カーブ)」が非常に強調されており、これにより肉を切る際に自然な動きで刃を引くことができ、スムーズに肉を切り分けられるよう工夫されています。

刃の形状だけでなく、包丁本体は表面に残る黒い酸化被膜をそのまま残した加工方法の「黒打ち仕上げ」になっており、無骨で力強い印象を与えるデザインが特徴です。

JIKKO式肉切ハンドル

さらに、持ち手にはJIKKOで人気の「鉄砲型ハンドル」が採用されており、握りやすさと操作性を兼ね備えています。ハンドルは黒を基調としたレジン製で、金色の模様がアクセントとして施されているため、見た目にも高級感があり、アーチ形になっていることから手の中にフィットするデザインとなっています。

包丁の鋼材:青紙スーパーの切れ味

このJIKKO式肉切り包丁には「青紙スーパー」という高級鋼材が使用されています。青紙スーパーは、非常に優れた切れ味を持ちながらも耐久性に優れており、プロの料理人からも高く評価される鋼材です。

ハイブリット鋼材三層構造

包丁は「三層構造」になっており、刃の中央部分に青紙スーパーが使われ、両サイドはステンレス鋼材で構成されています。この設計により、刃の切れ味は抜群でありながら、メンテナンスも簡単で、錆びにくいハイブリッドな包丁が実現されています。

鋼材の一部には黒い模様が施されており、この部分が青紙スーパー鋼材であることが視覚的にもわかるデザインになっています。肉を切る際には、刃のカーブと鋼材の組み合わせが相まって、非常に滑らかで力強い切れ味を発揮します。

肉専用包丁の使いやすさと高い耐久性

肉の塊を切る JIKKO式肉切り包丁は、肉専用として設計されているため、その使いやすさは抜群です。特に肉の大きな塊を切る際や筋を処理する作業では、カーブの形状が非常に役立ちます。

包丁の長さもバリエーションが豊富で、240mm、270mm、300mmの3種類があり、用途に応じて使い分けることができます。たとえば、大きな肉を一度に切りたい場合には300mm、細かな作業には240mmが適しています。

また、この包丁は両刃なので、安定した切り心地を長く維持できます。青紙スーパー鋼材の耐久性も高く、長期間の使用でもその切れ味が落ちにくいのが特徴です。肉を扱うプロの料理人から家庭での使用まで、幅広く対応できる実用性の高い包丁です。

肉切り包丁の選び方:プロが教えるポイント

JIKKO式肉切り 全体

肉切り包丁を選ぶ際には、刃の形状や長さ、そして両刃か片刃かといった特徴が重要なポイントになります。これらの要素を考慮することで、料理の効率や仕上がりが大きく変わるため、プロの視点から最適な包丁を選ぶ方法をご紹介します。

刃の長さと形状で選ぶ肉切り包丁の種類

JIKKO式肉切り 長さ

肉切り包丁を選ぶ際、まず考慮すべきは刃の長さと形状です。JIKKO式肉切り包丁では、240mm、270mm、300mmの3つのサイズが用意されています。それぞれのサイズには適した用途があり、料理のスタイルや肉の種類によって使い分けることがポイントです。

例えば、300mmの長い刃は、大きな肉の塊を一度に切り分けたいときに最適です。この長さのおかげで、一度に広い範囲をスムーズに切ることができ、力を入れずに素早く作業が進みます。

一方、240mmの短い刃は、細かい作業や筋を処理する際に使いやすく、包丁のコントロールがしやすいという特徴があります。

中間の270mmは、どんな場面にも対応できる万能サイズで、初心者からプロまで幅広く使いやすい長さです。

さらに、JIKKO式の肉切り包丁には、反り(カーブ)が強く施されています。このカーブがあることで、肉を切る際に自然な動きで切り進めることができ、特に筋や脂を取り除くときにスムーズに作業できます。肉専用に設計されたこの形状が、肉料理をより美味しく仕上げるための大きな利点です。

両刃 vs 片刃:肉切り包丁の違いと選び方

一般的に肉を切るための包丁には、両刃片刃の2種類があります。JIKKO式肉切り包丁は、両刃包丁として設計されており、これにはいくつかの利点があります。

JIKKO式肉切り包丁(表) JIKKO式肉切り包丁(裏)
JIKKO式肉切包丁 JIKKO式肉切り 裏

両刃包丁は、左右均等に刃がついているため、両手でしっかりと安定して扱うことができ、切れ味のバランスが良いのが特徴です。特に、肉の大きな塊を均等に切り分ける際に重宝されます。

一方、片刃包丁は、片側だけに刃がついているため、繊細な作業や精度の高い切り方が求められる料理には適していますが、肉切り包丁としては両刃のほうが一般的に使いやすいです。

肉料理を美味しく仕上げるための包丁の使い方

肉を美味しく仕上げるためには、包丁の使い方にも工夫が必要です。JIKKO式肉切り包丁の特徴であるカーブを活かすことで、筋や脂をきれいに取り除くことができます。カーブが強いことにより、引き切りの動作がしやすくなり、肉を無理なくスムーズに切り進めることができるのです。

例えば、筋の多い部位を切るときや、焼肉用に肉を薄くスライスする際には、刃のカーブを活用しながら引き切りを行うと、肉を崩さずに美しく切り分けることができます。

肉をスライスする

また、大きな肉の塊を切る場合には、刃の長さを活かして一度に広範囲をカットすることで、均等に切り分けることができます。

肉切り包丁で肉を切る

さらに、鋼材として使用されている青紙スーパーは、肉を切る際にしっかりとした切れ味を保ちつつ、肉の脂が刃を保護してくれるため、包丁自体が錆びにくいという利点もあります。メンテナンス性も高く、日々の使用後に簡単に手入れをするだけで長持ちします。

このように、肉切り包丁の選び方や使い方を工夫することで、肉料理の仕上がりが大きく変わり、美味しさがさらに引き立ちます。

【JIKKO式肉切り包丁を詳しく見る】

【實光刃物 JIKKO式肉切り包丁の動画を見る】

肉切り包丁のメンテナンス方法

肉切り包丁は、使い続けることでその切れ味が落ちてしまいます。特に反りがある包丁は、研ぎ方に工夫が必要です。また、包丁は使用後のメンテナンスも重要で、錆を防ぐためのお手入れを正しく行うことが、長期間切れ味を保つ秘訣です。

ここでは、反りがある肉切り包丁の研ぎ方と、錆びさせないための効果的なメンテナンス方法について詳しく解説します。

反りがある肉切り包丁の正しい研ぎ方

反りが強い肉切り包丁は、特にカーブ部分を研ぐのが難しいと感じる方が多いですが、以下のポイントを押さえることで、効果的に研ぐことができます。

研ぎの基本ポイント

力のかけ方:右手の力を抜き、左手で刃を押さえながら研ぐ。力を入れすぎると刃先の角度が崩れるので、リラックスして研ぎましょう。

刃全体を研ぐ:刃先だけではなく、刃全体の表面を研ぐ。これにより、均一な切れ味が得られます。

カーブ部分:左手を研ぎたい部分にしっかりと置き、少しずつ動かしながらカーブに沿って研ぎます。

具体的な研ぎの手順

項目 詳細説明
包丁の角度 包丁を砥石に対して約45度に置き、少し上向きにすることで安定した研ぎが可能になります
押し研ぎ 力を抜いて、押す動作で力を入れ、引く時は力を抜く。これを繰り返すことでスムーズに研げます
砥石の選択 最初は粗い砥石からスタートし、徐々に細かい砥石に切り替えるのが理想です
仕上げ砥石 青紙スーパー鋼材の包丁の場合、最終的には13000番の仕上げ砥石を使うことで、最大限の切れ味を引き出します

【反りのある包丁の研ぎ方動画を見る】

包丁をサビさせないための効果的なお手入れ方法

肉切り包丁を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが非常に重要です。特に青紙スーパー鋼材の包丁は切れ味が抜群ですが、錆びやすいため、以下のポイントを守ることで、包丁の美しさと切れ味を保つことができます。

ハガネの包丁はすぐにサビるので使いづらいと感じていた人でも、効果的なメンテナンス方法を知ると、サビさせずに使うことができます。切れ味を求める方には、正しいメンテナンスもぜひ覚えていただきたいと思います。

効果的なお手入れ方法:

使用後はすぐに洗う
包丁を使った後は、すぐに流水でしっかり洗い、脂や食材の汚れを落とします。肉の油が包丁に残りやすくなるので、食器用洗剤とスポンジの柔らかい部分を使って優しくしっかりと洗い油を残さないようにしましょう。

水気をしっかり拭き取る
水分を残さず、柔らかい布でしっかり拭き取ります。洗った後、お湯をサッとかけると鋼材の中に入った水分も飛び、水分をふき取りやすくなります。水分が残ると鋼材が錆びやすくなるので、注意が必要です。

オイルでサビ止めをする
包丁全体に椿油や専用の防錆油を薄く塗ることで、鋼材の錆を防ぎ、表面を保護します。

乾燥した場所に保管する
湿気の多い場所は避け、包丁スタンドなど、乾燥した環境で保管することが理想です。

これらの手入れを定期的に行うことで、肉切り包丁を長期間美しく保ち、常に最高の切れ味を維持することができます。

實光刃物の肉切り包丁で美味しい肉料理を実現するためのポイント

實光刃物のオリジナル肉切り包丁は、青紙スーパー鋼材を使用した高品質なデザインと機能性で、肉を美味しく切るために最適なツールです。反りのある刃や使いやすいハンドル設計により、プロから家庭まで幅広く利用できます。

包丁を選ぶ際には、刃の長さや形状、両刃・片刃の違いを理解し、用途に合った包丁を選ぶことが重要です。また、肉料理の仕上がりを良くするためには、包丁の使い方にも工夫が必要です。

さらに、定期的なメンテナンス、特に正しい研ぎ方とお手入れを行うことで、包丁の切れ味を長く保ち、錆びを防ぐことができます。適切なメンテナンスを実施することで、長期間にわたり包丁を活用し、美味しい肉料理を作り続けることができるでしょう。

【JIKKO式肉切り包丁を詳しく見る】

【實光刃物の包丁について詳しく見る】

JIKKO式肉切り包丁は動画でもたくさんご紹介させていただいております。ブログと合わせてぜひご覧ください。

 

 

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實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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