いつから新米が食べられますか?
スーパーなどで新米という文字を見ると、米文化の日本人は食べたくなりますよね。
新米とはその年に取れたお米を年内に精米して包装したお米を新米といいます。
日本では夏の終わりごろから南で収穫が始まり、だんだんと北へ北上していきます。
新米は収穫されて間もないことから、水分量が多く、香り豊かで、もちもちした触感が特徴です。
食欲の秋、炊き立ての白いみずみずしいお米を、おなか一杯食べたいですね。
ちなみにお茶碗一杯のご飯粒の数ってだいたいどのくらいかご存知ですか?
答えは約3000粒らしいです。フッと笑いのでる豆知識でした。
新米のおいしい炊き方
1.洗い方
コツは素早く洗うこと。ヌカのにおいがお米に移らないように、濁った水をお米に吸わせないようにすることが大事です。まず一度目は水を入れたら、すぐに流し、そのあと2回から3回ほどさっと混ぜながら素早く洗います。
最近のお米は精米技術の進歩もあり、昔のようにごしごししっかり洗う必要はありません。洗いすぎるとお米の栄養が流れてしまったり、お米がつぶれてしまうので要注意です。
2.水の量
新米は水分量が多いため、いつもの水加減より少なめにするとおいしく炊き上がります。また通常炊き上がった後10分から15分ほど蒸らしますが、新米の場合はほとんど必要ありません。
3.盛り方
炊き上がったらすぐにやさしくふんわりとご飯を混ぜましょう。下のご飯を上にもってくる感覚で、下の余分な蒸気を逃がします。そしてお茶碗にもふんわりと3回ほどにわけて盛ります。ふんわりと優しく盛りましょう。
新米の保存方法
お米は精米した直後から酸化が始まるといわれています。理想は沢山精米せず、食べる量だけ毎回精米することが一番良いといわれています。しかし、市販の精米済みのお米を買ってきて保存する場合は、涼しい日の当たらない場所に保管します。
実は一番いいのは冷蔵庫(野菜室)です。
買ってきた袋のまま冷蔵庫に入れるのは難しいので、縦長の密閉容器に入れると保管しやすくなります。2リットルのペットボトルで1升くらいのお米が入るようなので、気温が高くなる時期だけでも試してみるといいかもしれません。
新米を食べて健康に!
お米は栄養の宝庫。お米の大半を占めるでんぷんは消化吸収がよく、活動するエネルギーを与えてくれます。
パン食、小麦食が増えてきている現在ですが、現在ではお米の良さも見直されてきています。
おススメは朝からご飯食!お米はブドウ糖に変わり、脳を活発に活動させてくれます。また栄養バランスがよく、美容にもいい食事といわれています。
どんなおかずでも相性が良く、家庭料理にはなんでも合うのがうれしいですね。
美味しいお米が食べられる日本だからこそ、新米を食べて健康で楽しい日々を過ごしましょう。
秋は新米とともにおいしい食材が豊富です。實光の包丁で新米にぴったりのご飯のお供を料理して、みんなで笑顔になりましょう。