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和包丁の柄の正しい付け方は?

和包丁の柄の正しい付け方は?

和包丁の柄の正しい付け方は?

和包丁の柄の付け方って意外と知らない方が多いと思います。簡単に説明すると包丁の中子を柄に差し込むだけです。ですが、これをしっかり入れておかないと抜けたり、まっすぐ刺せてなかったりで意外と難しいのが柄の付けです。

柄の後ろを叩くと中子が入っていきます

ではどうやって包丁の柄を付けるのか?
實光では下記の手順で柄付をしています

1.包丁の中子をしっかりとバーナーなどの火で焼いていきます。
2.当社は柄の中に接着剤を詰めて焼いた中子を差し込みます。
  ※ここで煙がブワーっと出てきます。
3.柄のお尻のところを木づちでたたいて入れていきます。
4.最後に上下左右のゆがみがないか確認します。
5.歪んでる場合はこじ棒で修正を行います。

これで柄付が出来上がりです。初めて見られる方は柄のお尻を叩いて入っていくのにビックリされる方がいらっしゃいます。あまり強く叩くと、口輪部分が割れる可能性があるので力の入れ方には注意が必要になります。

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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